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晴佐久昌英 の言葉3

クリスマスの夜は

クリスマスの夜は やさしいこころで 迎えたい
いつも おこってばかりいた
いじわるで つめたかったから
迎えたい この夜だけは ほほえみとあったかいことばで

クリスマスの夜は キャンドル灯して 祈りたい
いつも 自分のことばかり
住む家も ない人のために
祈りたい この夜だけは わたしにも何かできるはずと

クリスマスの夜は このプレゼントを 贈りたい
いつも なにもできないけど
たいせつな あなたへの想い
贈りたい この夜だけは とくべつのありがとうをこめて

クリスマスの夜は 天使といっしょに 歌いたい
いつも 自分を責めてきた
生きていく 元気をください
歌いたい この夜だけは この星に生まれてよかったと

クリスマスの夜は ゆるせない人を ゆるしたい
いつも 相手を責めてきた
自分だけ 正しいつもりで
ゆるしたい この夜だけは ごめんなさいわたしもわるかった

クリスマスの夜は いやしの力を 信じたい
いつも あきらめていたから
いつの日か 笑顔になれると
信じたい この夜だけは つらくても生きていけるんだと

クリスマスの夜は 心やすらかに 眠りたい
いつも あしたを心配し
過ぎし日を 後悔していた
眠りたい この夜だけは ぐっすりとやわらかな馬ぶねで

クリスマスの夜は 天国の夢を 見ていたい
いつも この世のことだけで
親ごころを忘れて生きてた
夢見たい この夜だけは きよらかなこどもに還って

晴佐久昌英 : 著 : 「だいじょうだよ」 : 女子パウロ会出版