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年をとってきたり、もしくは若くても思いがけない不幸や病気に出遭ったりした時、亡くなった貴方の愛していた方々がずっと貴方の中で生き続けていて、貴方を守っていてくださったのだときっと気付かれると思います。

 「愛する人を亡くしたのはお前だけじゃないんだ!しっかりしろ!」と主人の臨終の時、私は主人から逆に勇気をもらいました。

 愛する人を失った悲しみから人間が立ち上がった時、亡くなった方はその人の心の中で、現世の時のまま生きつづけていることを誰もが実感すると思います。

 臨終の時の「俺はもう光の中へ入ったぞ、死は終わりじゃないんだ、またきっと遭えるからな」というメッセージは、嘘でも私の希望的観測でもなく、「真実だったのだなあ」という気持ちが日増しに強くなってきています。

遠藤 順子 著 「夫の宿題」 : PHP研究所